速読とは、以前と変わらない理解度、感覚で速く読めるというものです。但し、それは理解に必要な知識(語彙力)があるのが前提です。 脳には可塑性(かそせい)という外部からの刺激(特に視覚を通じての情報)に、柔軟に順応する特性があります。例えば、自動車で高速道路を時速100kmでしばらく走行した後、一般道路に入ると景色が非常にゆっくり流れるように感じます。これは脳が高速走行のスピードに順応して情報処理能力を高めた結果です。さらに、ある程度の速さに適応した他の能力も 「見る」能力に追いつきはじめます(脳の汎化作用)。 「見る」と「理解」「記憶」などの読むことに関わる他の能力が結合し、見たものが解る状態になるのです。これによって理解度を維持したまま速く読めるようになるのです。
コンピュータを見ている時も風景を眺めているような自然な見方で見ていれば、目が疲れたり悪くなることはないのです。速読訓練で目をよく動かすと目の周りの筋肉がほぐれ、むしろ視力が回復したり、眼精疲労がやわらいだりする可能性が高いのです。但し、コンタクトレンズをしたまま行うと、レンズがずれたり、眼球が傷ついたりする恐れがあるので、必ずはずして行ってください。目の疲れやすい方は、決して長時間行わず、「ショートトレーニンク」を選択し休憩をはさみながら行ってください。特に、目に疾病のある方は専門医に相談してトレーニンクを行ってください。
訓練直後に読書速度が上がっても、それはまだ脳には完全に定着していない場合があります。ですから、反復練習が必要となります。ただ、それを経て一度定着すると読書速度は落ちません。 文字を読まない生活が長く続かない限り、脳が速読の読み方を忘れるという事はないはずです。自転車の乗り方と同じように、速読の読み方を忘れなければ、訓練以前の読み方に戻る事はありませんし、定着した読書速度を維持出来ます。 もちろん、訓練を続けたほうが、より高速での読書能力を定着させる事が出来ます。
個人差はありますが、ほとんどの人が確実に2〜10倍以上に伸びています。中には数十倍になる人もいます。人間の脳には、元々、従来の読み方とは異なる読み方、すなわち、もっと速く読む能力が備わっています。それが、長年の習慣によって、眠ってしまっているのです。トレーニンクによって、脳に刺激を与えて呼び覚ますのです。ですから、誰でも速く読めるようになります。また年齢などにも関係ありません。
僕が速読を始めたきっかけは、大学受験において必須科目であり、かつ理系にとって脳みの種である国語対策からだった。 小さいころから読書週間がなかった僕にとって、文章の読解力や読書速度の不足を感じずにはいられなかった。 何とかして能力を高めたい!! そんな時、たまたま目に付いた本が「頭が良くなる速読術」。僕その内容に魅了され、早速速読教室へ足を運んでみた。 僕の初めの速読速度は1分間に1500文字。やるからには10000文字くらいは超えてみせると決意し、 熱意を持って訓練に挑んだが、訓練内容は簡単で、初めはこんなので上がるのか!?と疑ってさえいた。 ところが、日を追うごとに読書速度は向上していき、目標速度であった10000文字は難なく突破!!この辺りから日常生活における自分の変化をひしひしと感じ始めた。 何といっても、参考書を終わらせるスピードがすごい!! 普通、受験生は1日のノルマを何問だとか何ページだとか設定する。しかし、今の僕は1日1冊とかザラに本が読めるようになった。おかげで難関大学に向けての膨大な量の参考書を半年たらすで仕上げることができた。 そしてまた、身に付いた読書速度もすごいのだ! 通学の電車の中で行きkに1冊、帰りに1冊と、空き時間で本を読破でさるようになった。おまけに辞書まで読み終えた。(周りから変人と思われて大変だったが・・・。) この後、最終的に20000文字まで到達したのだが、今では国語が得意となり、本も大好きになった。 そしてまた、自分の秘めているあらゆる可能性に挑戦していくのが楽しみで仕方がない。 あらゆる能力が開発される速読だと思うが、何よりも大切なのは「自分への自信」が芽生えることだ。本当にすばらしい自己投資になったと思う。